猊鼻渓舟下りの安全対策
■小型船舶用救命クッションについて
当社では、国土交通省の認可を受けております『座布団式・救命クッション』を使用しております。
通常時は、座布団式クッションとして使用して頂き、いざと言う時には、両脇に腕を通して使用して頂きます。
必ず、出航する際には船頭が使用方法を説明しております。
■運休について
お客様の安全を優先するため、大雨・雷雨・強風・地震、または河川の増減水など、お客様の安全の確保が確実でないと予測される場合は運行を中止いたします。
発航中止
風速 | 水位 | |
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センター(船着場) | 10m/s 以上 | 35cm 以上 |
途中折返
風速 | 水位 | |
---|---|---|
センター(船着場) | ー | 20cm 以上〜35cm 以下 |
※風速についてはセンター保留中船上において、手持風速計により計測したもの。
水位については松川堰取入口の水位目盛により計測したもの。また、出水時、引水時による判断も含む。
■緊急避難誘導について
震度3以上の地震が発生した場合、船舶の航行中、停泊中のお客様を避難誘導し、速やかに発航地点へ戻るよう努めます。避難誘導の際には、船頭の指示に従うようお願いいたします。
■航路の安全確認
常時、船舶の点検確認に努め、航路管理者による航路確認と指示の徹底を図っています。
また増水時は船頭自身で航路の安全確認を実施しています。
■救助体制
動力舟をはじめ、車いす、救命用装備一式を常時備え、備蓄品の毎月1回の点検、また救助訓練を毎年春・秋の2回実施しています。
■全舟賠償保険
万が一に備え、全ての運行舟は賠償保険に加入しています。
■船頭教育の徹底
操船者は、有限会社げいび観光センターにおける操船技術審査の定めるところを合格した者としています。また日ごろから操船技術の向上をめざし訓練を実施しています。
■船舶について
船舶は造船時日本小型船舶検査機構の検査合格した船舶のみ使用するものとする。
(その後、2年後中間検査、4年後本検査を繰り返し検査合格した船舶を使用するものとする)
■最大搭載人員の厳守について
日本小型船舶検査機構よりの船舶検査証書に記載されている「最大搭載人員」を超えて搭載してはならない。搭載人員換算は、1歳以上12歳未満の者2人をもって大人1人と換算する。